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2007年7月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 2007年7月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月14日

今月16日まで、岡崎公園にある京都国立近代美術館で、「舞台芸術の世界――ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン」展が開かれています。先日、植村照がこの展示を見に行きましたので、以下にその感想を引用します。


 「ディアギレフは、バレエという形式によって、舞踏と音楽と美術を立体的に構成した人物だったと思います。彼が主宰した「バレエ・リュス」には、優れた芸術家たちが参加して、画期的な作品が次々と生み出されました。そのすべてが、ディアギレフという文字通りの創造者、プロデューサーなしには、ありえなかったものだと感銘を受けています」。


 ところで、この展示の中には、ニジンスキーの振り付けによるバレエ「牧神の午後」(作曲はドビュッシー)の映像がありました。それを見て植村照は、別の意味で衝撃を受けたそうです。天才と呼ばれるニジンスキーの振り付けは、奇妙な動きが面白おかしく、でもどこかで見たことがあると思い出していきますと、お笑い芸人(?)江頭さんの動きとそっくりだったそうです。以前、バレエの熊川哲也さんが、江頭さんの芸を見て笑いが止まらず、衝撃を受けたとテレビで語っておられたそうですが、類は友を呼んでいく、ということなのでしょうか。

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