top of page

2010年5月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月2日
  • 読了時間: 1分

五月になって、ようやく春の暖かな日差しとなりました。なんだかホッとしています。昭和史について調べる仕事もかなり進み、終わりに近付いてきました。ただ、いつも困りますのは、資料が意外なほどないことです。昭和期は、政治的にややこしい時代でしたから、政治的にややこしい資料が重要です。しかし、そういう資料ほど、図書館などにも入っていなくて、古書店から自分で集めていくこととなります。そして部屋は、次々と本に埋もれていくのです。 

 もちろん、本の電子化作業も進んでいますし、将来的には、一冊残ってさえいれば、昭和期の稀少本もネットで流通させられることでしょう。ただ、現物を手に取って考えていると、いろいろと想像力も刺激されますし、本の装丁や紙質など、意外と気になります。となれば、使い捨てと割り切って、電子書籍で読む本と、これまで通りに手元に置いて、手に取って読む本とに分かれていくのでしょう。私の場合、やっぱり本は減りそうにありません。

最新記事

すべて表示
2019年12月のことば

十二月になって、さっそくばたばたしてしまいました。忙しい月の到来です。京都の朝 晩は冷え込みますが、昼間は意外なほど穏やかで、まだコートを使っていません。 とはいえ、間もなく本格的な冬の到来です。先月は平泉寺白山神社に行ってきました。...

 
 
2019年11月のことば

十一月の京都は穏やかな日差しで始まりました。暑すぎる夏の後、少しでもこんな気候 が続いてくれたらと思います。  さて、先月は久しぶりに仙台に行ってきました。東日本大震災の後、初めての訪問とな ります。短期間ですが、いろいろ考えさせられることの多い滞在でした。宿泊したのは新...

 
 
2019年10月のことば

パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルー になります。本当に、ブルーな気持ちになります。  ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこ ちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコ...

 
 
​COPYRICHT(C)合同会社植村文庫 ALL RIGHTS RESERVED
bottom of page