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2011年1月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月3日
  • 読了時間: 1分

お正月に、劇団四季の公演を見に行ってきました。京都劇場で開演となったスルース(探偵)です。四季の公演を観たのも、京都劇場に入ったのも初めてだったのですが、これほどの規模のものが創り出された、ということに感銘を受けました。役者さんたちの動き、舞台のしつらえ。劇場の構成。どれをとっても立体的に構築された作品性を感じさせられたのです。演劇をほとんど観たことのない私ですが、新年早々、満足した一日となりました。

 このような作品性は、四季の主宰者である浅利慶太さんの思想に立脚したものなのでしょう。それが知りたくて、浅利さんの本をとりあえず注文中です。そして、昭和戦後期の思想を考えるためにも、浅利さんの思想は重要なのではないかと予測しています。思想を具体的に目に見えるものとすること。あたりまえに見えて非常に難しい課題に、浅利さんは自分の一つの答えを提出した、と考えるからです。

 

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