2012年6月のことば
- uemurabunko
- 3月18日
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新緑の美しい季節となりました。と言いましても、京都はすでに夏日和。ついこの間まで、暖房器具を出していたのに不思議な気分です。それはともかく、久しぶりに京都市国際交流会館に行ってきました。場所は南禅寺と平安神宮の間、文化的で特に新緑の美しい地域です。
国際交流会館ですから、日本生活の紹介や国際交流の情報など、留学生にも日本人にも興味深いものがたくさんあります。そして何となく、留学生活を思い出してしまいました。わたしの留学生活はドイツの一年だけで、会話に苦労したり大変でしたが、今になってみれば、とてもほっとする思い出です。おそらく、日本での時間の経ち方があまりに慌しく、くたびれてしまう中で、異質な時間を思い出すことができるからでしょう。もちろん現実には、ドイツでの時間の経ち方も結構慌しかったのですが、それでも何となく違うとこころに、息抜きできる余地を見出しているのだと思います。留学生活の効用は、こんなところにもあるように感じました。