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2013年10月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月30日
  • 読了時間: 1分

パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルーになります。本当に、ブルーな気持ちになります。


 ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコンを使うようになって感じたのは、高級家電が消耗品という違和感です。早いものは半年でハードディスクが壊れました。もうそれにも慣れましたが、使い始めの頃は、テレビなどの寿命や値段から判断して、20年ほどは使えると思い込んでいました。


 やがて、オンラインで中身を修正しないといけないとか、メモリが足りなくなるとか、物理的に壊れやすいとかが分かり、パソコンはすべて不良品ではないかと考えたものです。丈夫で長持ちでないものは家電なのか。今でもよくわかりませんが、しかし今の時代は、何もかも丈夫で長持ちではありません。パソコンは新時代の象徴的な道具、すべてが消耗品になる時代を象徴する道具なのではないでしょうか。そしてそれを、連続する創造的変化の象徴に反転できるかどうかが、新時代を生きていく鍵になるように思います。・・・ということで、パソコンの創造的な代替わりと前向きに考えてみる現在です。

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