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2014年1月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月31日
  • 読了時間: 1分

お正月に、伏見稲荷大社と東福寺へ初詣に行ってきました。穏やかな日差しのおかけで、朱色の千本鳥居は新鮮に輝き、まさに絵になる光景でした。不思議な迷宮のようにうねっていて、どこか別の世界に行く感覚を楽しめます。駅への道に立ち並ぶ屋台は、どれも本当に美味しそうでした。しかしせっかくですから、お店に入って稲荷ずし、それと稲荷名物のすずめとうずらの焼き鳥。これもまた、迷宮の一部を構成する名物です。 そして今年は、東福寺に初めてお参りしました。東福寺は禅宗のお寺で、美しい紅葉で有名です。秋には観光バスが押し寄せて、近づきにくいほどですが、今は閑散として、禅寺の雰囲気を楽しめます。市街地からわずか十分ほど歩くと、木々がビルを隠して、山中深くに来た気分です。ぴしっとした雰囲気の中で、正月気分の目が覚めました。 伏見稲荷と東福寺。世界にそのまま発信できるのは、おそらく東福寺の禅の方でしょう。ただ、アニメなどを使えば、伏見稲荷のおもしろさも発信できるような気がします。

 

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