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2014年5月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月31日
  • 読了時間: 1分

5月になって、夏のような陽気です。晴れの日は半袖でも十分なほどで、天候が変わりすぎて体が追いつきません。花粉か何かも舞い続けている京都です。 

 さて、5月5日まで京都の岡崎で、春の古書大即売会が開催されています。今はすっかりインターネットでの注文が主流となりましたが、即売会であちこち眺めながら買って回るのは楽しいものです・・・と、古書好きの人間は主張します。実際には、古くてくたびれた感じの古本がどんどん家に積みあがっていくばかりですが、気が付くと増殖してしまいます。 

 中には、どこの図書館も所蔵していないものもあり、これは捨てるわけにいかず、近くの図書館が所蔵していないものがあり、これも捨てるわけにいかず、どこの本屋さんでも売っているものは、これは捨てるわけにいかず、そもそも本を捨てるわけにはいかず、というのが本好きの無限ループです。最近は、本を寄付するタイプの募金もあるようですが、寄付する側というよりも、その本たちを引き取り購入する側に立ちそうな私です。

 

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