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2015年10月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 4月1日
  • 読了時間: 1分

9月に岩手県に行ってきました。盛岡の原敬記念館、盛岡市先人記念館、花巻の新渡戸記念館をばたばたと巡回です。それぞれ原敬、米内光政、新渡戸稲造たち、郷土の偉人を紹介する施設ですが、人となりをわかりやすく展示され、理解するのに大いに助かりました。やはり、思いの深い人たちこそは、最良の理解者だと思います。


 それにしても、盛岡に行くととても広く感じます。遠くになだらかで大きな岩木山、ゆったりと流れる北上川、少し町を離れると広がる田園風景。京都に住んでいると、狭い空間に町がぎゅっと詰まっていて、このような開放感は感じません。遠くに広く見通せるというのは、どこか寂しい感じもしますが、向上する意欲というものを育てていく気がしました。それとやはり、東北では武士の存在感を強く感じました。これも京都とはまったく違う感覚です。東北は、やはり魅力的です。

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