2016年1月のことば
- uemurabunko
- 4月13日
- 読了時間: 1分
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
京都は暖かい新年です。なんとなく、まだ秋のような日差しが続きますので、年越しの実感がほとんどわきません。雪ではなく紅葉が似合う気候です。ただ、街中で売られている迎春用品を見て、正月なのだと気づかされます。迎春用品が新年を連れて来る。そんな感じです。
年中行事がなければ、現在のように忙しい時代には、心休まる区切りもないような気がします。みんなが一斉に、「せーの」と言って飛び跳ねるような小休止です。もっとも、すぐに走り始めねばならない人も多いのでしょうが、年越しは世界でもかなり多くの人にとって、意味ある区切りでしょう。
もちろん、これはあくまでも西暦、キリスト教暦の立場にすぎません。しょせんは便宜的な区切りですが、しかしそれでも、年中行事は そこに意味を作り出してくれます。そこに面白さを感じているこの頃です。