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2016年2月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 4月13日
  • 読了時間: 1分

CD付絵本「チャイコフスキー 子どものアルバム」を植村文庫から刊行しました。詩を英訳していただき、それを朗読していただいて、私の言葉もここに入っています。皆さんに感謝です。 「子どものアルバム」の詩は、ほっとした拍子に、次々と浮かんできたものです。それは、チャイコフスキーの曲の力だと思います。私に音楽的センスはないのですが、それでもやはり、とてつもなくレベルの高い曲、ということだけはわかります。そこから生まれる詩というものは、おそらく、この曲の日本語訳だったんだろうと思います。 もちろん、曲にロシア語の詩は付いていませんでした。ですから、「翻訳」と呼ぶのは奇妙です。ただ、実感としましては、曲を翻訳した、としか言いようがないのです。音楽は、言語の壁を超えうる言葉なのだと思います。 そしてその日本語の詩が英語訳されて、こうして形になりました。もしもこの英語の詩から新しい曲が生まれたらおもしろい、などと考えたりしてしまいます。 

 

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