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2016年5月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 4月13日
  • 読了時間: 1分

4月は一瞬で過ぎ去りました。本当に、何の記憶もないくらい、気が付けば5月になり、半そでを着ています。京都の日中は、すっかり夏っぽくなりました。


 忙しければ忙しいほど、なぜだかロシアのことが思い出されます。エネルギッシュで、どこまでも進んでしまいそうなロシア。その中に少し入るだけで、大きな視点を持てそうになり、そして持たないと、日々の移動も大変なロシアの記憶です。日本は特に細かくて、丁寧に完璧に進もうとしますので、対照的でわかりやすいのだと思います。もちろん、双方ともに一長一短あることは、承知の上のことですが・・・


 さて、連休になってますます観光の方が増えています。あいかわらず、ますます外国からの観光客の人が増えています。そしてそれとともに、その風景がまったく普通に感じられるようになってきました。街中を歩いていて、さまざまな言葉が聞こえてくることが、意識を世界に広げてくれる気がします。日本ではついつい、内向きに安心し、小さくまとまりたい気性が強くなってしまう気がするのですが、日常生活で世界を知らぬ間に意識すれば、その前向きな効果は大きいと思います。予想していなかった意識の変化を、ここに書き留めておきます。

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