2017年4月のことば
- uemurabunko
- 4月22日
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京都府立植物園に行ってきました。期間限定で、夜の9時まで開園しています。桜の花が見れれば良かったのですが、今年は本当に寒く、まだほとんどつぼみでした。しかし、夜の植物園というのは本当に不思議で、しかも意外になじめます。真っ暗な中に木々が浮かび上がり、ぼんやりと花が見えてきても、なんとなく安心で、むしろわくわくします。ライトアップされているのと、動物がほとんどいないためでしょう。不気味な声など聞こえてきたら、こんなのんびりした気持ちにはなれません。 植物園では、温室の夜間開館も行っていました。夜の温室で熱帯の植物たちを見る。これも本当に、意外なほど楽しめます。鮮やかな色合いが、外の暗さの中ではっきりしているように感じられますし、奇妙な種や花の形も、夜だと妙にしっくりきます。それに何といっても温かく、あまり人もいません。 でもやっぱり、複数での訪問をおすすめします。温室は結構、ジャングル気分になりますし、1人だと、迷い込んでしまいそうな気分になりそうです。