top of page

2018年4月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 4月29日
  • 読了時間: 1分

4月になって京都は桜が満開です。天気も良く、連日桜の下は大にぎわいです。花粉症の私は、可能なかぎり屋内に避難していますが・・・


 入学式も各地で開かれ、やはり桜の花が似合っています。大学を秋入学に変えようという試みがありましたが、どこかに行ってしまったようです。外国と足並みを揃えるのも大事ですし、日本も昔はそうだったのですが、台風のことを考えると難しいところです。もちろん、入学式のない国もあります。式典をどうしてもしなければならない訳はないのですが、やっぱり気持ちの区切りはほしいところです。


 いったい、なぜ式典をするのでしょう。違う世界に入るための挨拶なのでしょうか。それでは誰に対して挨拶するのか。それともお祝でしょうか。新しい世界に入るにあたっての祝福、そこでの幸運を祈る儀式のような気もします。挨拶と祝福の交換のうえに、未知の世界が広がっていく感覚は、人を安心させたり励ましたりする不思議なものだと思います。昨日、大きな建物の起工式に参列して、そう感じました。

最新記事

すべて表示
2019年12月のことば

十二月になって、さっそくばたばたしてしまいました。忙しい月の到来です。京都の朝 晩は冷え込みますが、昼間は意外なほど穏やかで、まだコートを使っていません。 とはいえ、間もなく本格的な冬の到来です。先月は平泉寺白山神社に行ってきました。...

 
 
2019年11月のことば

十一月の京都は穏やかな日差しで始まりました。暑すぎる夏の後、少しでもこんな気候 が続いてくれたらと思います。  さて、先月は久しぶりに仙台に行ってきました。東日本大震災の後、初めての訪問とな ります。短期間ですが、いろいろ考えさせられることの多い滞在でした。宿泊したのは新...

 
 
2019年10月のことば

パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルー になります。本当に、ブルーな気持ちになります。  ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこ ちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコ...

 
 
​COPYRICHT(C)合同会社植村文庫 ALL RIGHTS RESERVED
bottom of page