2018年8月のことば
- uemurabunko
- 4月29日
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とても暑い7月が過ぎ、さらに暑そうな8月が来ました。今年の京都は、京都に生まれ育った人間にとっても、かつてない猛暑です。
そんななか、旧邸御室(おむろ)に行ってきました。こちらは昭和の初めに建てられた豪邸で、仁和寺のすぐ近くにあります。お茶室、座敷、欄間、絵画、お庭、お庭が映える美しい木のテーブル。どこを見ても上質で、見学客も多く、にぎわっていました。公開されてそれほど経っていないのですが、すでに人気スポットになっていたようです。
仁和寺の辺りは双ヶ岡という小山を南に、東は竜安寺、西は嵯峨という便利な場所にあります。自然が豊かな土地に誰が豪邸を建てたのか、建築主はよく分からないようです。私はそれ以上に、どんな大工さんが建てられたのか、そちらの方を知りたく思いました。