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2019年10月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 5月1日
  • 読了時間: 2分

パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルー

になります。本当に、ブルーな気持ちになります。

 ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこ

ちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコンを使うようになって

感じたのは、高級家電が消耗品という違和感です。早いものは半年でハードディスクが壊

れました。もうそれにも慣れましたが、使い始めの頃は、テレビなどの寿命や値段から判

断して、20年ほどは使えると思い込んでいました。

やがて、オンラインで中身を修正しないといけないとか、メモリが足りなくなるとか、

物理的に壊れやすいとかが分かり、パソコンはすべて不良品ではないかと考えたものです

。丈夫で長持ちでないものは家電なのか。今でもよくわかりませんが、しかし今の時代は

、何もかも丈夫で長持ちではありません。パソコンは新時代の象徴的な道具、すべてが消

耗品になる時代を象徴する道具なのではないでしょうか。そしてそれを、連続する創造的

変化の象徴に反転できるかどうかが、新時代を生きていく鍵になるように思います

。・・・ということで、パソコンの創造的な代替わりと前向きに考えてみる現在です。

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