2021年2月のことば
- uemurabunko
- 6月2日
- 読了時間: 2分
みなさんこんにちは、かめいしわたるです。はやくも1ヶ
月の月日がたちました。徐々に徐々に、凍てつく寒さもまし
になってきているような気がします。近所を散歩している
と、カラスなんかも少しうきうきしているような、微笑まし
くも感じられます。
またもや緊急事態宣言が発表され、巣篭もりの毎日で
す。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。SNSや動画投稿サ
イトなどの便利なツールによって、家にいながらも社会との
つながりを感じられるこの世の中ですが、同時に、ひとりに
なりきれない世の中だなと、どこか歯痒く感じます。そんな
中、わたしが一番気に入っている過ごし方は、料理です。美
味しいご飯を食べにいけないのなら、美味しいご飯を作って
しまおう、というわけです。皮の剥き方、火の通し方、だし
のとり方など、毎日が発見の連続です。食べるのは一瞬です
が、たとえそれが手の込んだものでなくても、自分の手で
作ったものは、満腹中枢とともに、満足中枢も刺激し、長く
記憶の中に残ります。去年と比べて、少しは料理の腕も上達
したでしょうか。おいしいご飯を作れる素敵なおじいさんに
なりたいものです。
みなさんも、こっそり腕を磨いてみてはいかがでしょ
う。家族や友人、恋人など、大切な人たちに次会うときに、
びっくりさせるのもいいかもしれませんよ。
たなつもの百の木草も天照す日の大神の恵みえてこそ
朝宵に物くふごとに豊受の神の恵みを思へ世の人
(玉鉾百首より 本居宣長作)