2021年3月のことば
- uemurabunko
- 6月2日
- 読了時間: 1分
皆さんこんにちは、かめいしわたるです。
凍える様な寒さから一転、三寒四温も通り過ぎ、ぽかぽ
か陽気に包まれる日が多くなりましたね。自然と朝の目覚め
もスムーズになってきました。
さて、先月は北陸唯一の蒸留所、三郎丸蒸留所へ行って
きました。京都は暖かくても、北陸はまだまだ極寒の地。吹
雪の中、小さな電車に揺られ富山へと向かいました。
三郎丸蒸留所は、若鶴酒造さんが手掛けるウイスキー蒸
留所です。コロナのせいもあってか、見学客はごく少数。
じっくりと酒造の方とお話しすることもできました。
アイルランドに行ったとき以来の蒸留所だったので、懐
かしさと珍しさに胸が高鳴って、ついつい試飲を飲みすぎて
しまいました。体もぽかぽかに。寒い地方なので、昔は、冬
は飲みながら仕事しないとやってられなかったとか。とにか
く、とても楽しく勉強できました。
いまが梅の見頃でしょうか。今回は、お酒と梅に関連す
る歌をご紹介します。
年のはに 春の来らば かくしこそ
梅をかざして 楽しく飲まめ
(万葉集 巻5より 大令史野氏宿奈麿 作)