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2019年10月のことば

パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルー になります。本当に、ブルーな気持ちになります。  ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこ ちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコ...

2019年9月のことば

九月になって大雨です。さて、突然ですが文化とは何かを考えてみたいと思います。文 化という言葉にこだわりすぎると、この漢字に印象を引っ張られます。そこで、まずはぼ んやりと、文化っぽいものは何かを考えてみましょう。  文化っぽいものとしては、音楽や演劇、文学や絵画が思いつきま...

2019年8月のことば

やっぱり暑い八月の京都です。子どもの頃は、8月上旬の数日に35度を超えて、あま りの暑さに家の中でじっとしていた記憶があります。玄関は開けて、すだれを吊るし、時 々打ち水をして風を通します。昔のミニ町家ですから、庭の方も開ければ風が通って、暑...

2019年7月のことば

「新聞」というのは、どうなっていくんでしょうか。新しいニュースを読もうとしても 、すでにインターネットなどで知っている話がほとんどです。新しく聞くことではないの です。速報性に関しては、新聞はもはや遅れをとっていると言わざるをえません。...

2019年6月のことば

5月には、とてもオリジナルな場所でのクラシック・コンサートを聴く機会がありまし た。一つは、「平野の家 わざ永々棟」。もう一つは、京都芸術センターです。  わざ永々棟は北野天満宮のすぐ近く、閑静な住宅街にあります。大正時代の建物ですが...

2019年5月のことば

五月とはいえ肌寒い日もあり、どの服を着て出かければいいのかわからない昨今です。 昨年度、「ともくんとおんぷくん」という絵本を植村文庫から出版しました。村上さんの 素敵な絵によって、心の澄み通る本となっています。  そこでも不思議に思っていたのですが、音とは、何なのでしょうか...

2019年4月のことば

バンコクに行ってきました。25年ぶりです。高級感あふれるデパートやビルの前で、ロ ーカル色あふれる屋台と市場。印象的なのは、相変わらずの境界線のなさ。歩道は屋台や 商品で埋め尽くされ、見通しはまったく利かず、自分たちがどこを歩いているのか、さっ...

2019年3月のことば

三月になり、京都も春の雰囲気が少しあります。まだまだ寒い日もやってくるとは思い ますが、とりあえずほっとした感じです。  今、ナショナリズムについての入門書を書いています。マスコミでも取り上げる言葉に なりましたが、まだまだ専門的で、使い勝手が普及していない感じです。年配の...

2019年2月のことば

今年は寒い冬ですが、今週は小康状態のようです。京都は冷蔵庫の中の冷たさでしたが 、少しは歩く気になる温度となっています。  一月は、初めてのテレビ収録がありました。スタジオの中にぽつんとセットがあり、何 台ものカメラがそこに向いている。とても不思議な空間です。かなり長い時間...

2019年1月のことば

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。  今年はお年越しを下鴨神社で迎えました。寒い冬の夜ですが、大勢の人が初詣の列を作 り、明々とした大焚き火もあって、風情豊かに新年を迎えることができました。火のゆら...

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