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2014年2月のことば

  • 執筆者の写真: uemurabunko
    uemurabunko
  • 3月31日
  • 読了時間: 1分

二月になって暖かくなったり寒くなったり、目まぐるしくて時の経つのを忘れていました。さて、一月には京都シネマに、ハンナ・アーレントという映画を見に行きました。歴史や政治や思想の絡み合った複雑なお話しなのですが、満員で立ち見も出る盛況です。アーレントは実在の女性であり、二〇世紀を代表する政治思想家です。ドイツに生まれたのですが、ユダヤ系であるため迫害され、最終的にアメリカに脱出します。お話しはそれから後、ユダヤ人虐殺の主導者が逮捕され、イスラエルで裁判を受けるところに重点があります。


 ただ、映画を見ていて本筋とは違うところに関心を持ちました。知識人たちが彼女の家に集まり、会話をする。その雰囲気がいかにも西洋の知識人社会という実感を伝えていたように思います。地味ですが知的教養があり、それぞれに思想的・社会的な背景がある。このような社交は日本でも江戸時代にはあったようですが、なかなか現代では難しいところです。社交とは何なのか、アーレントの映画を見てこちらに関心が向きました。

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