2020年6月のことば
- uemurabunko
- 5月2日
- 読了時間: 2分
みなさんこんにちは、かめいしわたるです。緊急事態宣言も解除され、これからどのような生活が待っているのか、楽しみにしております。みなさんは自粛期間をどのように過ごされましたか?予想だにしていなかった長い長い在宅の時間。勿論、もう自粛は必要ないというわけではありませんが、社会が再び動き出したいま、たとえこれからも家で過ごそうとも、気持ちも勝手に先へ動き出してしまうでしょう。この自粛期間は特別なものでした。今までの価値観、常識が音を立てて崩れていく。その感覚はみなさんも抱いているでしょうか。アナウンサーの「以前と変わらない日常が…」という言葉に若干の違和感を抱きます。社会にとってもある意味転換期であったこの期間。その中にくらす我々にとっても、転換期となったことは間違いないでしょう。普段忙しく、自分自身を見つめる余裕のなかった人、家族に向き合う余裕のなかった人。いかがでしたか。自分自身をリスタートさせるための、新たなステージで戦うための準備期間。みなさんの意識の変化が、新たな日本を作るのでしょう。この国の未来がとても楽しみです。
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ
海原は かまめ立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島
大和の国は
(万葉集 巻1より 舒明天皇作)