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合同会社植村文庫 UEMURABUNKO
2015年5月のことば
すっかり更新が遅くなりました。ずっと風邪引きのままで、さわやかな五月がさらっと進んでしまいました。 春の京都は大勢の観光客でごった返しています。ただ、今話題になっているのは四条通りの問題。四条大橋から四条烏丸にかけて、片道二車線の車道を一車線に変更する工事が進んでおり、当...
2015年4月のことば
4月の京都は桜が満開で、そして断続的に雨降りです。よくわからない天気ですが、町には大学生らしい人たちが帰って来て、にぎやかな感じになっています。 今は必要があってドイツ語の文章を書いています。正確にはドイツ語みたいな文章を作っているだけですが、その中で改めて、日本語との違...
2015年3月のことば
3月の京都は大雨から始まり、春の雰囲気が強まっています。ただ、ものすごい冷え込みを感じる時もあり、温度のわりには暖かさをまだそれほど実感できていません。 最近は、日本の考え方について考えることが多くあります。日本の考え方と言っても、日本にしかないとか、日本単位だけとかとい...
2015年2月のことば
2月の始まりも、雪とともにやってきました。寒い冬です。さて、最近、本の意味をどのように伝えたらいいのか、考え込んでいます。電車に乗って見回しても、ほとんどの人は携帯をいじっていて、本を読んでいる人の姿はちらほらです。こう書いている私にしても、パソコンの前に座る時間が増えるほ...
2015年1月のことば
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 京都の年明けの夜は雨となりました。ただ、空は晴れ月が見えたりもする不思議な天気です。それほど寒くもなく、歩くのに困るほどではありません。 年齢を重ねたからでしょうか。お正月の衝撃度が下がってきたよう...
2014年12月のことば
12月の京都は、寒い寒い冬の日々です。底冷えというよりも物理的に寒い感じで、身体がなれていない分、厳しく感じます。 先月は台湾で仕事があり、1年半ぶりに台北を訪問しました。訪問した大学の周囲には、少し歩くとおしゃれな喫茶店。文字通り、お茶のお店です。いろいろなお茶請けと、改...
2014年11月のことば
10月の終わり頃から、京都は急に寒くなってきました。朝晩に加えて夕方も、暖房を入れないと動きが鈍くなってしまいます。 秋の京都は華やかな感じがします。時代まつりがあったり、夏休みが終わって大学生が町に帰ってきたり、いろいろな催し物がさかんに行われています。観光客の人たちも...
2014年9・10月のことば
秋になってばたばたが重なり、すっかり2ヶ月の言葉になってしまいました。京都は9月に肌寒く、10月に暑く感じる不思議な状況です。 さて、9月の中旬に二条城でのオペラ・コンサートに行って来ました。イタリアからボローニャ歌劇団を招き、日本とイタリアの合作でプッチーニの「蝶々夫人...
2014年8月のことば
8月のことばなのに、月の半ばとなってしまいました。京都は雨また雨、登山に行った長野も雨また雨。しかも見たことのないほどの豪雨続き。あたふたとしているうちに、すっかり時期遅れとなってしまい恐縮です。 先月のことばにも書きましたが、本当に、屋内のありがたさを痛感しています。雨で...
2014年7月のことば
6月は、あっという間に過ぎていきました。京都ではまとまった雨が少なく、すでに真夏の日々となっていました。しかし、月末に東京に行ってみると雨また雨。夕方には激しくたたきつける雨に轟然たる雷鳴と出くわし、何とも落ち着かない不気味さを感じました。 雨に降られるときには屋内のありが...
2014年5月のことば
5月になって、夏のような陽気です。晴れの日は半袖でも十分なほどで、天候が変わりすぎて体が追いつきません。花粉か何かも舞い続けている京都です。 さて、5月5日まで京都の岡崎で、春の古書大即売会が開催されています。今はすっかりインターネットでの注文が主流となりましたが、即売...
2014年3月のことば
一月に、川崎市の岡本太郎美術館に行ってきました。登戸駅からタクシーですぐですが、山を歩いて登らねばなりません。しかし、きれいな公園の奥に行くと、東京とは思えない山景色が広がります。少しだけの散策なのに、本当に驚くほど山深く感じられるのです。 そして岡本太郎の作品。絵も椅子も...
2014年2月のことば
二月になって暖かくなったり寒くなったり、目まぐるしくて時の経つのを忘れていました。さて、一月には京都シネマに、ハンナ・アーレントという映画を見に行きました。歴史や政治や思想の絡み合った複雑なお話しなのですが、満員で立ち見も出る盛況です。アーレントは実在の女性であり、二〇世紀...
2014年1月のことば
お正月に、伏見稲荷大社と東福寺へ初詣に行ってきました。穏やかな日差しのおかけで、朱色の千本鳥居は新鮮に輝き、まさに絵になる光景でした。不思議な迷宮のようにうねっていて、どこか別の世界に行く感覚を楽しめます。駅への道に立ち並ぶ屋台は、どれも本当に美味しそうでした。しかしせっか...
2013年12月のことば
十二月になって、さっそくばたばたしてしまいました。忙しい月の到来です。京都の朝晩は冷え込みますが、昼間は意外なほど穏やかで、まだコートを使っていません。 とはいえ、間もなく本格的な冬の到来です。先月は平泉寺白山神社に行ってきました。福井駅から約一時間、えちぜん鉄道に乗って勝...
2013年11月のことば
十一月の京都は穏やかな日差しで始まりました。暑すぎる夏の後、少しでもこんな気候が続いてくれたらと思います。 さて、先月は久しぶりに仙台に行ってきました。東日本大震災の後、初めての訪問となります。短期間ですが、いろいろ考えさせられることの多い滞在でした。宿泊したのは新しいホ...
2013年10月のことば
パソコンが、壊れました。かろうじて画面の一部が見えますが、点滅してやがてブルーになります。本当に、ブルーな気持ちになります。 ということで、別のパソコンを使っているのですが、壊れた方は2006年モデル。あちこちがたが来つつも、よく頑張ってくれたと思います。ただ、パソコンを...
2013年9月のことば
九月になって大雨です。さて、突然ですが文化とは何かを考えてみたいと思います。文化という言葉にこだわりすぎると、この漢字に印象を引っ張られます。そこで、まずはぼんやりと、文化っぽいものは何かを考えてみましょう。 文化っぽいものとしては、音楽や演劇、文学や絵画が思いつきます。こ...
2013年8月のことば
やっぱり暑い八月の京都です。子どもの頃は、8月上旬の数日に35度を超えて、あまりの暑さに家の中でじっとしていた記憶があります。玄関は開けて、すだれを吊るし、時々打ち水をして風を通します。昔のミニ町家ですから、庭の方も開ければ風が通って、暑さはどうにかやりすごせます。そのかわ...
2013年7月のことば
「新聞」というのは、どうなっていくんでしょうか。新しいニュースを読もうとしても、すでにインターネットなどで知っている話がほとんどです。新しく聞くことではないのです。速報性に関しては、新聞はもはや遅れをとっていると言わざるをえません。 それでは専門性ではどうでしょう。良い特集...
2013年6月のことば
5月には、とてもオリジナルな場所でのクラシック・コンサートを聴く機会がありました。一つは、「平野の家 わざ永々棟」。もう一つは、京都芸術センターです。 わざ永々棟は北野天満宮のすぐ近く、閑静な住宅街にあります。大正時代の建物ですが、優れた技術で修復され、他にない空間を作り出...
2013年5月のことば
五月とはいえ肌寒い日もあり、どの服を着て出かければいいのかわからない昨今です。昨年度、「ともくんとおんぷくん」という絵本を植村文庫から出版しました。村上さんの素敵な絵によって、心の澄み通る本となっています。 そこでも不思議に思っていたのですが、音とは、何なのでしょうか。音...
2013年4月のことば
バンコクに行ってきました。25年ぶりです。高級感あふれるデパートやビルの前で、ローカル色あふれる屋台と市場。印象的なのは、相変わらずの境界線のなさ。歩道は屋台や商品で埋め尽くされ、見通しはまったく利かず、自分たちがどこを歩いているのか、さっぱり分かりません。標識などあるので...
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